2011-3-11 を忘れない

震災の記憶の風化を防ぐ、東京目黒に気仙沼の常設物産店。

気仙沼支援 東京・目黒でも NPOが常設物産店「震災風化防ぐ場に」

店の棚に並ぶ商品を整える三浦さん=東京都目黒区

 東日本大震災からの復興へ歩む宮城県気仙沼市を応援しようと、友好都市の東京都目黒区に同市の特産品を集めた物産店「みらい∞(むげん)市場」がオープンした。震災の記憶の風化を防ぐとともに、気仙沼の食品加工業者の販路拡大を後押しする。

店は東急学芸大学駅近くの商業ビル1階。7月にNPO法人日本タウン&カントリー交流推進センター(目黒区)が開設した。店名はセンター理事長の三浦謙一さん(70)が「都市部と農山漁村の交流を、未来へ向け無限に深めたい」との願いを込めて名付けた。
広さ33平方メートル。目黒区を拠点に気仙沼産品のイベント出店を手掛ける「気仙沼波止場(わーふ)」が業者から仕入れた商品約60種を取り扱う。
レトルトのフカヒレスープやメカジキカレー、干しほや、オイスターソースといった豊富な食材が並ぶ。市観光キャラクター「ホヤぼーや」の縫いぐるみや手拭い、箸置きもそろう。
三浦さんは、震災前から住民交流事業の引率役として気仙沼訪問を続ける。気仙沼産サンマを振る舞う「目黒のさんま祭」の事務局メンバーを務めた経験もあり、市への親しみや支援の思いは人一倍強い。
センターは2012年10月から5年間、毎月末に東京メトロ中目黒駅前で開かれていた産直市で、気仙沼の産品を展示販売してきた。震災から8年がすぎ、首都圏で復興支援イベントが少なくなったことに胸を痛め、常設店を構えた。
三浦さんは「震災直後に気仙沼でボランティアをしたという近所の人が立ち寄ってくれる。この店が震災の記憶を思い出す場になっている」と実感する。
気仙沼市出身で、気仙沼波止場社長の小野寺亮子さん(54)=目黒区=は「今後、生産者を招いたトークイベントを企画したい」と交流のアイデアを練る。
秋ごろには目黒区の友好都市である角田市産の野菜の販売も始める予定。月曜定休。連絡先は市場090(4072)1844。河北新報2019年08月16日

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