2011-3-11 を忘れない

JR山田線の復旧始まり、着工式が行われました。 一部区間は16年秋開通をめざします。

 東日本大震災で被災したため運休し、第三セクター・三陸鉄道への運営移管が決まったJR山田線宮古-釜石間(55・4キロ)で7日、復旧工事が始まった。震災発生から丸4年を前に、鉄路再開への歩みが本格化し、全線復旧後は南北リアス線と合わせ、県沿岸部の久慈-盛(さかり)間約160キロが三鉄運営のもとで結ばれる。JR東日本は2018年度中にも全線開通する見通しの試案を示しているが、沿線の復興まちづくりとの調整が課題で、一日も早い復旧が期待されている。

 宮古市の宮古駅付近の特設会場で同日、着工式が行われ、JR東日本の冨田哲郎社長、達増知事、沿線の宮古、釜石、山田、大槌4市町長ら関係者約90人が出席した。達増知事は祝辞で「山田線が南北リアス線と再びつながることで相乗効果が発揮される」と期待し、山本正徳宮古市長は「沿線自治体が一体となり、引き続き最大限の努力をしていく」と誓った。

山田線の復旧費は210億円程度が見込まれ、うち140億円はJRが負担。復興まちづくりなどに伴い増額する分は、国の震災復興交付金などを活用して地元側が負担する。三鉄への移管をめぐり、JRは移管協力金30億円を提供するほか▽新造車両8両または相当額の無償提供▽レールなど鉄道施設を三鉄と同水準まで強化-などの支援を行う。

JRの試案は宮古-豊間根(とよまね)(山田町)と鵜住居(うのすまい)(釜石市)-釜石の両区間を岩手国体のある16年秋までに先行して開通。豊間根-吉里吉里(きりきり)(大槌町)を17年度、吉里吉里-鵜住居間を18年度に復旧させるとした。まちづくりとの調整が必要で、具体的なスケジュールを今後詰める。

【写真=JR山田線宮古-釜石間の早期復興を願い、くわ入れを行う関係者=7日、宮古市宮町の特設会場】

 岩手日報
(2015/03/08)

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